Windows8.1で、3TBのHDDを増設する |
こんにちは。 先日PCをWindows8.1にアップデートしましたが、今回はそのWindows8.1を使って、HDDの増設をしてみたいと思います。 実は以前、Windows7で2TBのHDDを増設した際にも記事を投稿しており、手順はほとんど同じなのですが… 今回は、3TBのHDDを増設するので、パーティションスタイルをMBRではなくGPTにするのが大きな違いです。 (Windows7のときは、2TBのHDDで、MBRを選択しました) 【ブログ内 過去記事】 ◆Windows7でHDD増設してみた とにもかくにも、まずはPCにHDDを接続するでは、早速行ってみましょう。 増設したのは、WD30EZRX-1TBP(WesternDigital Green/3TB) Sofmap.comで10551円でした。 ![]() まずはPCの箱を開けて、3.5インチドライブベイにHDDを挿入、SATAケーブルとSATA電源ケーブルをつなぎます。 ![]() (ケーブルが多すぎて、もはやカオス状態…) HDDを接続したら、PCを起動しましょう。 1.デバイスマネージャで、HDDを認識しているか確認この時点では、PC(旧:マイコンピュータ)を確認しても、新しいHDDが見つかりません。 新品のHDDを利用するには、これから行うフォーマットの作業が必要になります。 ![]() なお、デバイスマネージャでは、すでに新しいHDDを認識しています。 ![]() ↑今回増設したのは、WD30EZRX 2.ディスクの管理を開くでは作業を始めましょう。 画面の左下(スタートボタンの位置)にマウスカーソルを移動し、右クリックします。 出てきたメニューの中から、「ディスクの管理」をクリックしてください。 ![]() ここで「ディスクの初期化」ウィザードが出た場合は、次の手順「3.ディスクの初期化」に進んでください。 ![]() 出ない場合は、画面下部から「不明」となっているHDDを探し、そこを右クリック→ディスクの初期化 をクリック。 ![]() ![]() 3.ディスクの初期化 ~通常はMBR、2.2TB以上のHDDではGPT~「ディスクの初期化」ウィザードが表示されたら、パーティションスタイルをMBRまたはGPTから選択します。 今回は3TBのHDDを増設したので、GPTを選択し「OK」をクリック。 ![]() ▼MBRとGPTの選び方 基本的には、これでいいと思います。 ●2.2TB以下のHDD⇒MBRを選択 ●3TB以上のHDD⇒GPTを選択 MBR(Master Boot Record) ・古い規格 ・2.2TB以下のHDDでしか使えない(それ以上は認識しない) ・WindowsXPでも使える GPT(GUID Partision Table) ・新しい規格 ・2.2TB以上のHDDでも使える ・WindowsXPでは使えない (正確には、64bit版WindowsXPでは使えるのですが、そんなの使ってる一般人はまずいない) つまり、WindowsXPでは、3TBのHDDは使えないということ。 また、XPの場合AFTの問題もあるので、今からXPのPCでHDDをどうこうするのは結構面倒。 サポート終了が2014/04/09にせまったWindowsXPですが、すでに時代遅れのOSとなっています。 ▼3TB以上のHDDをブートドライブにするには、条件がある 今回はデータドライブに使うので関係ありませんが… 3TB以上のHDDをブートドライブ(WindowsそのものをインストールするHDD。つまりC:ドライブ)として使う場合、WindowsVista/7/8/8.1の64bit版であること、マザーボードがUEFIに対応すること、WindowsのインストールディスクをUEFI経由で起動させることなどの条件があります。 やや上級者向けなので、3TB以上のHDDは、今回のようにデータドライブとして使うのが無難です。 詳しくは以下のサイトを参考に。 ◆これで楽勝!? 3TB HDDをWindowsで使うツボを解説 ◆3TB HDDはPCを選ぶ!? 確実に使える環境やテクを一挙紹介 初期化が完了すると、「不明」となっていた部分が、「オンライン」に変わります。 ![]() 4、新しいシンプルボリュームの作成次に、「未割り当て」となっている部分を右クリック→「新しいシンプルボリューム」 をクリック。 ![]() すると、新しいシンプルボリュームの作成ウィザードが始まります。 そのまま「次へ」をクリック。 ![]() ボリュームサイズを選択、デフォルトでは最大分割り当てになっています。そのまま「次へ」 ![]() ドライブ文字の割り当てを決めます。 ここで選択した文字が、今後PC(旧:マイコンピュータ)を開いた際に『ローカルディスク(D:)』といった具合で表示されることになります。 今回は、Nを選びました。「次へ」をクリック。 ![]() 「このドライブを次の設定でフォーマットする」「クイックフォーマットする」にチェック。 「ボリュームラベル」は、PC(旧:マイコンピュータ)を開いたときに表示される名前になります。 今回はそのまま「ボリューム」としておきました。 ![]() なお「クイックフォーマット」のチェックを外すと、フルフォーマットになり、作業には恐らく数時間かかることになります。 HDD購入後の初期不良確認のため、フルフォーマットをするという人もいますが、面倒なので今回はクイックフォーマットにしておきます。 「次へ」をクリックすると、最終確認が表示されます。 問題がなければ、「完了」をクリック。 クイックフォーマットであれば、ものの数秒で作業は完了します。 ![]() 5、作業完了お疲れ様でした。 これで作業は完了です。 『ボリューム(N:)』『正常』と表示されています。 ![]() PC(旧:マイコンピュータ)を見ると、新しいHDDが利用可能になっています。 ![]() 【ブログ内 関連記事】 ◆Windows7でHDD増設してみた 【Windows8.1 関連記事】 ◆Windows8の新機能「リフレッシュ」がなかなか便利だった ◆Windows8.1にアップデートしてみた&アップデートで発生した問題 ◆Windows8.1で利用できる、バックアップや回復のための機能 ◆Windows8.1で、3TBのHDDを増設する(この記事)
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Author:Emmett
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えめっと。
近畿圏に生息、ついにティーンエイジャーを卒業してしまった男。
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オタク、Keyファン。
主にergクラスタだが、AngelBeats!以来アニメも見る。
そろそろ新しいPC組みたいなー、と思っている今日この頃。
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