-ダイモンのブログ-

Windows7でHDD増設してみた


突然ですが先日、PCのHDDを増設しました。
TVの録画で容量が圧迫されてきたところに、円安でPCパーツ全般値上がりの気配があったので、ちょうどいい機会かなと。

で、今回はその作業を備忘録としてまとめておきます。
まぁ、HDD増設の手順なんてググればいくらでも出てくるんですけど、XPとか古い時代のサイトも多かったので。

【環境】
一昨年初自作に挑戦した自作機です。
・CPU:(Intel) Corei5-2500K BOX
・M/B:(GIGABYTE) GA-H67MA-D2H-B3 rev.1.0
・RAM:(CFD) W3U1333Q-4G [DDR3 PC3-10600 4GB 2枚組]
・SSD:(crucial) RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1
・HDD:(WESTERN DIGITAL) WD10EALX [1TB SATA600 7200rpm]
・GPU:(CPU内蔵) Intel HD Graphics 3000
・OS :(Microsoft)Windows7 HomePremium 64bit DSP
・Case:(CoolerMaster) Centurion5 Ⅱ RC-502-SKN1

これに、安価だったWD20EZRX(WesternDigital Green/2TB)を増設します。

↑管理人のPCケースは、右のようなレールを取り付けて、HDDをスライドしてケースに入れるタイプです。
白い紙みたいなのは、防振用のシリコンシート「MA032SL」、ケースとHDDの共振対策に意外と効果があるのでおすすめ。一応レールにゴムパッキンみたいなのはついてるんだけど、安物PCケースのせいか結構うるさいので。



とにもかくにも、まずはHDDをPCに接続。
SATAケーブルとSATA電源ケーブルをつなぐだけなので省略。

HDDを接続したら、PCを起動。
ここからはWindows7上での作業となる。

この時点では、マイコンピュータを確認しても、増設したHDDは認識していない。
HDDを使えるようにするには、これから行うフォーマットの作業が必要になる。
130109hdd-ax.jpg

一方デバイスマネージャでは、新しいHDDが接続されていることを確認できる。
130109hdd-3.jpg


では作業を始めよう。
1,スタート→検索ボックスに「コンピューターの管理」→コンピューターの管理をクリック。
130130-kanri.jpg

2,左のサイドバーから、「ディスクの管理」をクリック。
ここで「ディスクの初期化」ウィザードが出た場合は、そのまま3,へ進もう。

出ない場合は、画面下部から「不明」となっているHDDを探し、そこを右クリック→ディスクの初期化
130109hdd-5_fumei_b.jpg
130109hdd-6_disc2-rightcrick_b.jpg

3,「ディスクの初期化」ウィザードが出たら、そのまま「MBR」を選択して「OK」
(2.2TB以下のHDDの場合。それ以上の、例えば3TBのHDDを増設する場合は、GPTを選択します。)
130109hdd-7_MBR.jpg

すると、先ほど「不明」となっていた部分が「ベーシック」に置き換わる。
130109hdd-8_basic.jpg

4,次に、その右側「未割り当て」となっている部分を右クリック→新しいシンプルボリューム
130109hdd-9-rightcrick.jpg

5,すると、「新しいシンプルボリューム」ウィザードが表示される。
そのまま「次へ」をクリック。
130109hdd-10_wizard.jpg

ボリュームサイズを選択、デフォルトでは最大分割り当てになっている。そのまま「次へ」
130109hdd-11_default.jpg

ドライブ文字の割り当てを決める。
ここで指定した英文字は、マイコンピュータを開いたとき『ローカルディスク(D:)』などと言った具合で表示される。後から変更は可能(後述)。
130109hdd-12_Mdrive.jpg

「このドライブを次の設定でフォーマットする」「クイックフォーマットする」にチェック。
「ボリュームラベル」は、マイコンピュータを開いたときに表示される名前になる。
今回はそのまま「ボリューム」としておいた。

もし今後そのHDDに新しいOSをインストールしたりする予定があるなら、わかりやすい名前にしておくと、インストール先のHDDを選ぶときに迷う危険がなくなる。
余談:マルチブート環境ではドライブ文字が役に立たない(例えばWindows7のC:ドライブがWindowsXPではD:ドライブになったりする)ので、仮にHDDの不具合でWindowsが起動しなくなったとき、どちらがXPなのか7なのか分からなくなったりする。
この際に判断の助けとなるボリュームラベルは、CUIで文字化けしないよう、2バイト文字(≒日本語)を避けて「XP」とか「Win7」としておくのが無難かもしれない。

130109hdd-13_default.jpg

なお、「クイックフォーマット」のチェックを外すと、フルフォーマットになり、作業には恐らく数時間かかってしまうものと思われる。
HDD購入後の初期不良確認のためフルフォーマットしても良いのかもしれないが、面倒くさいので今回はクイックフォーマットにしておく。

最終確認。問題なければ「完了」をクリック。
クイックフォーマットであれば、ものの数秒で作業は完了する。
130109hdd-14_check.jpg

6,作業はこれで終了。無事マイコンピュータにボリューム(M:)が現れた。
130109hdd-16_finish.jpg
130109hdd-bx.jpg



【番外編】ドライブ文字(ドライブレター)の変更
上記5,で触れたドライブ文字を変更する手順。

Ⅰ.ディスクの管理を開き、ドライブ文字を変更したいHDDを右クリック→ドライブ文字とパスの変更
130109hdd-20_pass.jpg

Ⅱ.ドライブ文字とパスの変更ウィンドウが開いたら、該当文字をクリックして「変更」
130109hdd-21.jpg
130109hdd-21_2.jpg

Ⅲ.「次のドライブ文字を割り当てる」のプルダウンメニューを開き、好きな文字を選択し、「OK」。今回はZを選んだ。
130109hdd-22.jpg

Ⅳ.確認が表示される。
130109hdd-23-program.jpg


なお、該当ドライブに、レジストリを使用するプログラム・ソフトウェア・アプリがインストールされていた場合、ドライブ文字を変更すると、そのアプリが起動しなくなる可能性がある。
ドライブ文字が変更されることで、Windowsがアプリの在処(インストール先)を見失ってしまうからだ。

なので、今回のように、HDD増設直後で該当HDDにファイルが入っていない状態ならまだしも、基本的にドライブ文字の変更は頻繁に行うような作業ではない。

具体的には、外付けHDDを利用しているPCで、PCを再起動すると、ドライブ文字が勝手に変わってしまった時など。
ドライブ文字を元に戻すために、今回のような作業が必要になったりすることがあるかもしれない。


Ⅴ.ドライブ文字が無事(M:)から(Z:)へと変更された。
130109hdd-24_driveZ.jpg
130109hdd-dx.jpg

- ダイモンのブログ 過去の主な記事一覧 -
関連記事
スポンサーサイト



この記事に対するコメント


検索で来ました
画像付きで分かりやすいしPCの知識が浅いので助かりました
ありがとうございました!

【2013/12/02 14:35】 URL | 通りすがり #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://bartlettjp.blog133.fc2.com/tb.php/434-9656b512
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

Emmett

Author:Emmett
【生態】
えめっと。
近畿圏に生息、ついにティーンエイジャーを卒業してしまった男。

【趣味嗜好】
オタク、Keyファン。
主にergクラスタだが、AngelBeats!以来アニメも見る。

そろそろ新しいPC組みたいなー、と思っている今日この頃。

詳しくはココ

【連絡先】
適当な記事にコメントしていただくか、TwitterのDMあたりでどうぞ。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター

リンク
最新コメント
最新トラックバック
ひとりごと。

ブログ内検索