VAマーケット for Android 『クドわふたー体験版』のシステムが良い感じ |
先日紹介した、エロゲ大手のビジュアルアーツが手がける、独自のAndroid向けエロゲマーケット『ビジュアルアーツマーケット for Android』 昨年末にプレオープンし、現在『クドわふたー』(Key)の体験版(もちろんAndroid版)が公開されています。 ![]() ◆VAが、独自のエロゲマーケット「ビジュアルアーツマーケット for Android」を公開予定 その『VAマーケット for Android』ですが、今月末のグランドオープンに向けて、21日から長期メンテナンスに入ります。 メンテナンス期間は、1/21~1/30まで。 プレオープン期間中に無料会員登録した人は、プレオープン期間中のみ使える試用ポイントが 100ポイントもらえますが、このポイントは21日を持って失効します。 もっとも、現在ポイントで購入できるコンテンツは、アプリ内で表示されるユーザーアイコン(ひとつ50ポイント)だけなので、ぶっちゃけいらないっちゃいらないかもしれませんが(汗; まぁ、貰えるモンは貰っとけ、ということでw まだ登録していない人も、すでに登録済みの人も、Android端末をお持ちの方は、今一度VAマーケットアプリをご確認あれ。 VAマーケットアプリのダウンロードはこちらから。 ⇒http://vamarket.jp/ ついでなので、現在配信中の『クドわふたー』(Key)のAndroid体験版についても少し。 まぁゲームの内容は、特段触れるべきこともないです。 体験版では、最初のHシーンまでプレイできます。 特筆すべきは、そのシステム。 スゲーよく出来てる。 実際にプレイしてみて、これから挙げる3つの機能は、思い切ってWindows版のエロゲに輸入しても良いんじゃないかとさえ思いました。 まずは、上の動画2:28から。 テキストウィンドウを横書き・縦書きでそれぞれ上下左右好きな場所に配置できる機能。 ![]() 次に、動画5:25から。 ノベルモード中に利用できる超速スキップ。 「シーンスキップ」や「次の選択肢へスキップ」が喜ばれている昨今、これは地味に需要あると思うね。 ![]() そして、動画1:30からの「ノベルモード」 ![]() ![]() ノベルモードについて簡単に説明すると… このアプリには、「背景+立ち絵+テキストウィンドウ」という見慣れた【ADVモード】の他に、全画面にテキストを表示する【ノベルモード】が搭載されていまして。 そのノベルモードでは、タッチパネルを軽くフリックすることで、慣性が効いたように、ズズズッとオートスクロールしてくれる。 …これ、超便利じゃね? ADVモードでは、無駄なクリック待ち、立ち絵更新等のエフェクトが入るので、ゲームプレイ中に「文章を読んでいない時間」が結構あるんですよね。 それが、ノベルモードなら、その名の通り「小説を読むように」ブワーーっとウィンドウモードとは比べものにならない速さで読める。 もちろん、立ち絵や音声をはじめとする演出は、エロゲの最も重要な要素のひとつでもあるので、それを否定しちゃダメだろ、と思わなくもないですが… それでも、エロゲーマーの中には毎月5本も10本も新作を購入&プレイしている猛者もいるらしいので、そういった人達に対して、プレイ時間短縮の手段のひとつとして提示出来るんじゃないかと感じました。 また、これは個人的な意見ではありますが、最近のエロゲは大作化しすぎだと思ってまして。 エロゲを一本プレイするのに20時間も30時間もかかるんですよ。 「長すぎ」「疲れる」「飽きる」ってのも、ユーザーがエロゲ以外の手軽なコンテンツ(アニメとか、ラノベとか。)に流れてしまう一因としてあるんじゃないかと。 最近某まとめブログで見かけたのが、「エロゲは夜中初めて明け方には終わるぐらいがいい」って意見。 なるほど、って思っちゃいました。 ただ一方で、シナリオが短いと今度は「フルプライスのくせにボリューム不足だ」って叩かれるので… ユーザーが個々に選ぶことの出来る「選択肢のひとつ」として、プレイ時間短縮が可能なノベルモードはアリじゃないかな、と感じた次第です。 まぁね。 そんなことより、多少シナリオが短くてもきちんと「フルプライス出した価値があった」と評価して貰えるゲームを作れよ、というかそもそも、長くても時間を忘れて一気にプレイできるような面白い話を書いてくれよ、って話ですけどね。。
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この記事に対するコメント |
ようやくVAマーケットについて書いてくれる人が現れたということにまずは喜びます。少し昔なら何人か記事書いていたと個人的には思うんですけどね(愚痴)。スマホなど、新しい美少女ゲームの形についてはもっといろいろな人が触れて良い話題だと思うんですけど。(自分が書かない理由はスマホを持っていない。そもそもiPhoneのようなタッチパネルを使ったことがないという理由からなのですが……) システムはキネブック(http://www.nicovideo.jp/watch/sm18484361)をゲーム用に調整したものという感じですね。ただ、キネブックと違うのは、もともとがゲームとして完成されているものという点です。 >立ち絵や音声をはじめとする演出は、エロゲの最も重要な要素のひとつでもあるので、それを否定しちゃダメだろ 本文で触れていますが、ここに関わってきます。文章+絵+音が合わさって初めて生まれる感動というものもあるので、それを自ら薄くする動きというのはちょっともにょる部分はあります。ただ、こういう機能を求めている人は絶対にいますからね。 最後にこれを >多少シナリオが短くてもきちんと「フルプライス出した価値があった」と評価して貰えるゲームを作れよ 超がつくレベルで同意です。 Re:
まずはコメントありがとうございます! >少し昔なら何人か記事書いていたと個人的には思うんですけどね(愚痴)。 ですよねー。これはエロゲ界隈に限った話ではなく、「新しいWEBサービスが出来たから使ってみた」「新しいアプリが公開されたからインストールしてみた」というようなブログ記事は、どうも最近減ってきているように思います。 twitterでポチッとリツイートして満足しちゃう人が多いのかなー、なんて思ってますがw とりわけスマホ関連のネタは、PCで更新するブログよりも、スマホで完結できるtwitterの方が親和性が高いってのもあるのかもしれませんね。 (ぶっちゃけ画像一枚上げるにしても、スクショ撮ってPCにコピーしてリサイズして…とかスゲー面倒くさい) >システムはキネブックをゲーム用に調整したものという感じですね。 キネブックってのは初めて知りました。動画見ましたが、ちょっとだけ動くラノベ、電子書籍だからこそ出来る未来の小説って感じがします。中々面白い。 VAってPCゲーム以外にも意外と色々やってるんですねー。 ちなみに、システムの初出という点では、おそらくiPhone/iPad版『planetarian』がVAのスマホ向けエンジンの最初になるのかな…? 今回のAndroid版エロゲと、ほぼ同じシステムになっているようです。⇒http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51295290.html >文章+絵+音が合わさって初めて生まれる感動というものもあるので、それを自ら薄くする動きというのはちょっともにょる部分はあります やはりそうですよね。。 シナリオに重点を置くゲームならばなおのこと。 もしKey作品のラストシーンが、ノベルモードで10秒くらいでだーっと流れて終わってしまったら、多分別の意味で泣きます(笑) サクッと読み流して問題ないシーンだけノベルモードで、といったように、ユーザーが個々で選べる選択肢として掲示するのが、ひとつ妥協点なのかなと思います。 . |
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Author:Emmett
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えめっと。
近畿圏に生息、ついにティーンエイジャーを卒業してしまった男。
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主にergクラスタだが、AngelBeats!以来アニメも見る。
そろそろ新しいPC組みたいなー、と思っている今日この頃。
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