-ダイモンのブログ-

【追記あり】Windows8発売から2週間、Surfaceの評判やWin8の売れ行きは

2012/10/26に、Windows8が発売となりました。
今日は、これまでに見かけた、Windows8発売関連の情報を備忘録的にまとめておこうと思います。
実質管理人のブックマーク代わりのリンク集です。


【ブログ内関連記事】

2012/10/26発売、Windows8 パッケージ販売の種類とか
MSがハードウェア製造に乗り出したWindows8タブレット「Surface」がイカす
Surface,Nexus7,Kindle,iPad mini… 今、タブレットが異常にアツい!
Nexus7に続き、iPad miniとkindleが同時に来たぞー




【Windows8発売、深夜販売】
2012年10月26日、Windows 8発売 - そのとき秋葉原は
Windows8で深夜販売。「7を越える盛り上がり」だったアキバの様子をレポート
Windows 8が深夜発売、通りギッシリの大盛況
アキバの深夜販売で垣間見た「Windows 8」の魅力と浸透度

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アキバの深夜販売はかなり盛り上がった模様です。
ネット上のレポートでは、どこを見ても「盛り上がりはWindows7の時を超えた」って書いてありますね。
ただ、深夜販売では、オリジナルの萌えキャラをあしらった「窓辺ゆう」「窓辺あい」の限定版と、特価品が主な売れ筋だったようで。
「限定版を仕入れに」「特価品を狙って」「騒ぎに来た」といったような、目的がWindows8ではない人もかなりいたような感じでしょうか。

ちなみに、大阪日本橋の深夜販売レポートも。
大阪日本橋にWindows8深夜発売イベントの盛り上がりを確かめに行ってきた

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えええええぇぇぇ…
人少ねぇ…
これが東京との格差か…
まぁ、アキバでは前夜祭イベントも行われていたので、そのあたりも原因の一つ…かも?



【限定版、窓辺ゆう&あい】
Windows 8の自作応援キャラ「窓辺ゆう」「窓辺あい」が正式デビュー 窓辺ななみもまだまだ活躍
自作PC応援キャラクター「窓辺ゆう」「窓辺あい」一問一答インタビュー!


以前の記事でもチラっと触れた、オリジナルの自作PC応援キャラ。
窓辺ゆう/あいはガジェット好きな15歳、高校1年生!
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【売れ行きは…?】
アキバ店員のPCパーツウォッチ-マイクロソフト Windows 8
8 Proアップグレード版が人気 「VistaやXPから乗り換える人が多いみたい」
「Windows 8」限定版の争奪戦が続く、日本橋バージョンも


上で紹介した、窓辺ゆう&あいの限定版を筆頭に、アップグレード版、DSP版がいずれも好調とのこと。
Windows7ほどの勢いはないものの、アキバの店員さんは「予想以上に好調」といった意見が多いようですね。

Windows7は、残念なVistaちゃんの後継だった事もあって初速がすごかったそうなので、そのことを考えるとWindows8もかなり健闘しているといえそう。
ただ、主な需要は「余ってるVistaのアップグレード」「とりあえず限定版が欲しくて」「Win7とデュアルブート」といった感じで、メインPCにいきなりWindows8を導入します!って人はやや少ないようです。

というか、なに勝手に日本橋リミテッドエディションを秋葉原で売ってんだよw
そんなに日本橋での売れ行きが残念だったのか…?



【肝心の販売台数は…】
「Windows 8」の販売数は発売後3日間で400万本を突破、バルマーCEOが発表
Windows 8 PC発売3日間の販売台数は、Windows 7出荷時のわずか3分の1留まりに
Windows 8搭載PCは7の在庫処分とタブレット新製品発売で不調


上でも紹介したように、アップグレード版が、2013/01/31までの期間限定で6000円(パッケージ版)、3300円(ダウンロード版)とかなり安価なこともあって、Windows8の販売はそれなりに好調なようです。
ただ一方で、Windows8搭載PCに関してはかなり苦戦している模様。

型落ちのWindows7搭載PCがかなりの勢いで値下がりしているのが、大きな要因の一つです。
価格.comとか見てても、普段ほとんどTOPに上がってこないNECとか東芝のノートPCが販売ランキング上位に食い込んでます。
価格.com
↑いつもは、2万円台3万円台の安価な海外メーカー製PCがTOPにいる価格.comのノートPCランキング。
9月末ごろには13万円だったNECのLaVie Lが7万円代とあって、ランキングTOPに躍り出た。

さらに、今Windows7PCを買うと、Microsoftのキャンペーンで1200円でWindows8のアップグレード版が購入できるのも、Windows8搭載PCが売れない原因のひとつでしょう。
今のところ、まだ多くのPCはタッチパネルを搭載しておらず、それならわざわざ最新のWindows8P搭載PCを買わずとも、型落ちのPCをWindows8にアップグレードしたところで大した違いもありません。

ちなみに、上記ランキングで1位のWindows7搭載版LaVie L、Windows8搭載の最新機種は17万円弱で販売されています。
(CPUは一応変わっている体ですが)中身はほぼ一緒なのに、Windows8乗せただけで10万円近い差。
誰が買うねん。アホやろ。
http://kakaku.com/item/K0000429887/



【日本マイクロソフト 樋口社長インタビュー】
日本マイクロソフト、樋口社長に緊急インタビュー
Windows 8初動の手応えは「95点」――日本マイクロソフト樋口社長が再びビックカメラへ


2つ目のリンク先でチラっと触れられている、Windows8のタイル風インターフェース(旧MetroUI)の呼び方。
どうやら正式な名前はつけていないらしく、日本MSでは「Windows8の新しいユーザーインターフェース」といったような呼び方をしているそうですが。
米MSの担当者は、タイル風インターフェースのアプリを「Windows 8 Store アプリケーション」と読んでいるらしい。
悲報…Windows8の旧Metroアプリ、正式名称は「Windows8ストアアプリ」へ

今まで、各所でも「旧メトロスタイルアプリ」「モダンスタイルアプリ」「Windowsストアアプリ」「Windows8スタイルアプリ」「Microsoft Designスタイルアプリ」と、実に様々な名前で呼ばれてきましたが…
今後は、メトロアプリが「Windowsストアアプリ」、従来のWindowsソフトウェアが「デスクトップアプリ」という呼称で安定しそうな気がします。

正式名称は「Windows 8 ストアアプリ」ということですが、それだとWindows9が出た時に具合が悪いですし、Windows9発売の暁には、MSも「Windowsストアアプリ」に改称するんじゃないでしょうかね。



【やっぱり一番気になるのはコレ、Surface】
iPadに対抗心を燃やす「Surface」、仕上がりは想像以上-米国「Windows 8」イベントリポート
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Surfaceは、スケボーにして乗っても壊れないぜ、ハッハー」とその丈夫さをアピールする、Windows8開発責任者のスティーブン・シノフスキー氏。

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キーボードとタブレットは、磁石でくっつく。キーボード側をつまんで振っても、本体が外れたりはしない設計。
ただ、万一外れて落っことしても大丈夫。「体験会場で実際に落としても構わないよ。絶対に壊れないから」とその丈夫さをアピールした。

「日本でもSurfaceを早く展開したい」――Windows 8の開発責任者は語る
Microsoftのシノフスキー氏「日本でも僕らの製品は、しっかりとやるよ。」

アメリカを始めとする一部の国で、Windows8と同日発売されたSurfaceRT。
ただ、日本での発売は今も未定です。
しかし、Windows8の開発責任者であるシノフスキー氏は、SurfaceRTの日本発売にも意欲を見せています。
複数のメディアに「僕は日本が好きだし、日本でも早く展開したい」と話しているようで、今すぐとは行かずとも、Surfaceの日本発売は、いずれ必ずあるものと信じたいところ。



【SurfaceRTのレビューも続々】
米国直送! 「Surface with Windows RT」最速レビュー
【短期集中! Surface RT】開封の儀と日本語化
【短期集中! Surface RT】「Type Cover」を本気で使う

MicrosoftのWindows RT機「Surface」写真レポート
これは日本でも売るべき! Microsoft Surfaceを体験


おおむね、どこを見ても「つくりはしっかりしてて、かなり出来が良い」「Touch Coverは必要最低限のアクセサリ、ガチで使うならType Cover」といった論調でしょうか。
ちなみに、キーボードはワイヤレス接続ではなくコネクタで接続しているとのこと。

ひとつ気になるのが記憶領域の容量ですかね。
SurfaceRTは、データストレージが32GBのものと64GBのものがラインアップされていますが、32GBモデルでは、OSと、標準搭載されるMicrosoftOfficeの用量が大きいために、ユーザーが利用できるのはわずか9GBほどとのこと。
それに加えて、Officeのアップデートがすでに580MBあって、さらに本体を日本語化したところ、780MBにまで膨れ上がるとか。
しかも、今後毎月WindowsUpdateが提供されるのでしょうし…

これでは、容量があまりに心もとない…
ただ、iPadと違って64GBのmicroSDXCに対応し(Dドライブとして認識される模様)、またフルサイズのUSB端子も搭載しているので、ユーザーデータはそちらに避難させてくださいということですかね。

ちなみに、容量に関してはMicrosoftも、先日からFAQで注意喚起しています。
米マイクロソフト、Surfaceの空ディスク容量について注意喚起 ―32GBモデルは約半分が使えず

【追記】
実際に使える容量が表記の半分しかないなんておかしい!ってことで、アメリカでは訴訟沙汰に発展した模様。
まぁアメリカは、猫を電子レンジでチンしたら死んだじゃないか、訴えてやる!なんて都市伝説がある程度には、訴訟大国なのですが。。
Surface 所有者、32GBモデルでも空き容量が16GBしかないとして Microsoft を訴える
「Surfaceのディスク容量少なすぎ!」米マイクロソフトが訴えられる

あまり関係ないのですが、個人的には、microSDの挿入場所がイカすな、と思いました。
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↑キックスタンドを立てると、microSDの挿入場所が。まさか机の上で作業中に脱落したりはしないよね?


【11/13 追記】
非常に参考になるレビューが上がってたので追記。

Hothotレビュー Microsoft「Surface with Windows RT」

詳細は読んでもらうとして、極端にまとめると「本体はかなりしっかりしてる、質感は非常に良い」「使い勝手ならTypeCover、TouchCoverは(画面の半分を占有してしまう)スクリーンキーボードよりはマシといった程度」「重い。カバーをつけるとさらに重い」みたいな感じのレビュー。

注目したいのはこの辺かな。
>キーボードカバーを装着している場合には、カバーを開くとスリープから復帰し、カバーを閉じるとスリープに移行する。カバーを本体の背面側にまで折り曲げると、キーボードは機能しなくなるようになっているので、カバーを付けた状態でタブレットとして利用する場合でも、キーボード誤動作の心配はない。

なるほど、タブレットとして使うならカバーは取るものと思ってましたが、カバーを裏側に折り曲げても、キーボードが反応することはないそうです。
もっとも、このあたりは他のハイブリッドタブレットPCでも搭載されている機能。

>ところで、この液晶パネルは、液晶部と表面のガラスとの間にできる空間に特殊な樹脂で埋めることにより、光の乱反射が減り、優れた表示品質を実現しているという。実際に液晶の発色は非常に鮮やかで、このクラスのタブレットデバイスの液晶としてはトップクラスの表示品質という印象を受けた。写真や映像を表示させる場合などに、この表示品質の高さが大いに活躍するはずだ。ただし、パネル表面は光沢処理で、外光の映り込みが激しい点は気になった。

IPS方式を採用した液晶の表示品質はかなり高いようです。光沢(グレア)処理による映り込みは残念ですが、やはり画面の鮮やかさを取るなら、非光沢(ノングレア)という選択肢はなかったのでしょう。

あと、背面カメラ。
surface-cam37.jpg
>キックスタンドを開いて置いた場合に正面が撮影できるよう、やや下方に角度をつけて取り付けられている

うおおぅ…
細かいところまで非常に気を使ってるんだな、ってのが伝わってきますね。

その他、ACアダプタは携帯の充電器のように電源コネクタが収納可能、正面のWindowsロゴは実はタッチ式のWindowsボタンだった、とか。
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【11/13 追記2】
発売から2週間以上が経ち、実際の使用感に関するレビューも。

【短期集中! Surface RT】2週間の旅で見えてきたもの
ITmediaの記者さんが、実際に2週間の海外出張でSurfaceRTを利用したレビューです。
改めてSurfaceの弱点が見えてきたようで。

バッテリーは10時間持つので、節約の必要なく1日使え、USBで外部機器の充電をする余力もあったようです。
ただ、ホテルやカフェで、机の上で使う分には問題ないが、公園のベンチやベッドの上など、「ひざの上(=ラップトップ)」で使おうと思うと、キー入力が難しいとのこと。
タイプカバーを使うことで、ノートPC(=ラップトップ)と全く同様に使えるのかというと、少し無理があるみたいですね。

また、現状ではWindowsStoreの整備が行き届いておらず、ただでさえまだアプリ数が少ないのに、目的のアプリを見つけることが難しいとか。
デスクトップアプリを使うことが出来ないWindowsRTでは、WindowsStoreが唯一のアプリ入手先なので、早急に対策が必要、というのがこの記者さんの感想みたいです。

【11/13 追記3】
マイクロソフトのシノフスキー氏が退社、Windows 担当プレジデント
電撃退社したマイクロソフト「ウィンドウズ」責任者、幹部・取引先とのあつれきが原因か
シノフスキーとフォーストル--有能で野心的な親衛隊長の悲劇


あまりに突然な話です!
正直一瞬目を疑いましたが…
本日、Microsoftの実質ナンバー2、Windows7やWindows8の開発責任者だったスティーブン・シノフスキー氏の電撃退社が発表されました。
米MSでは、退社の原因について言及していません。

ただ、バルマーCEOを始め社内の人間との軋轢や、他社からも不満の声があったそうで。
非常に有能でありながら、周りを省みないタイプの人だったようで、今後社内のチーム連携を向上させるために…といった噂があるようです。

マジか…
Windows8がコケたから引責、という形をとるなら分かりますが、まだ発売から2週間と少し、あまりに急な話でしたね。。

にしても、昨日「コンシューマー製品メディアデイ」とかいう説明会で、Surfaceの日本発売について「いつ投入か、そもそも出すの否かということには本日コメントできない。ただ、確かスティーブン(・シノフスキー 米Microsoft Windows担当社長)は早く展開したいと言っていたと思う」という言及があったばかり。

まさかこれでSurfaceの日本発売が遠のくなんてことはないものと思いますが…

【12/30 追記4】
Windows 8総責任者が辞任。マイクロソフトに今、何が起きているのか
Windows 8総責任者の辞任が「Windows Blue」にもたらすもの




【Surface Proは?】
ついに来た!Surface Proの値段が判明 64GBモデルは約6万9700円

キターーーーーーーー!!!
ドイツの通販サイトによると、来年1月発売の Surface Pro 64GBモデルは679.83ユーロ(約6万9700円)とのこと。
思ってたよりもかなり安い…!

SurfaceRTが4~5.5万円ということで、こりゃもうSurfaceProは10万越え確実か…、と諦めていたのですが。
まさかの7万円とな!
まぁ、今回の価格はMicrosoftの公式発表じゃないので、まだ確実な情報ではありませんが。

もし本当に7万円で国内発売されたら、かなり魅力的だぞ…
ただ、おそらくキーボードは別売りで、Type Coverが約1万円となると8万円。
しかも、来年1月末の発売となると、2013年(早ければ4月にも?)とされるIntelの次のCPU「Haswell」の足音も聞こえてくる。
さらには、Microsoftが公式に「Surface2」の発売を公言しているし…

むぅ。。
Haswellで消費電力が減れば、重量も軽くなって厚さも薄くなるかもしれないし、そうなってくると、今回は見送ってSurface2を狙うほうが良い気もしてくる…
ただ、Surface2が出る頃には、他のメーカーからも魅力的なタブレット端末が出てくるんじゃないかという期待もある。

…ダメだこりゃ。
「欲しくなった時が買いどき」と言いますが、確かに今後のことや後継機のことを考えてると、ガジェットは買えないですね。。

まぁ、それ以前の問題として?
日本で発売されるかどうかさえ分からないんですけどね!(爆!!



おまけ。

【Windows8をタッチ操作してみたぞ】
そういえば先日、近所の家電量販店で、Windows8に触ってきました。
私は発売前のWindows8RP版を触ったことがあるのでマウス操作は経験があるのですが、タッチ操作をしてみたくて電気屋さんへ。

一番目立つ場所にあった↓コレをほんの数分ほどですが、タッチで触ってきました。


◆SONY VAIO Duo 11
http://store.sony.jp/Special/Computer/Vaio/Duo11/index.html



正直に言いましょう。
まず、スタート画面を出す方法を探るのに30秒はかかりました(爆!!

マウスだと、画面左下にカーソルを持って良くとスタートアイコンが出るのですが、タッチだとどうしていいか分からん…!
同じように画面左下からスワイプすれば良いんだろうと思ってたのですが、ダメ。
どうやら、画面左端からスワイプして、最近使ったアプリ一覧の一番下に出るスタートボタンからスタート画面を表示するようになってるみたいです。

次に、Windowsストアアプリの起動方法を探るのに20秒はかかりました。
え?スタート画面でタイルをタップするだけ?
違うんだな、それが。
(少なくとも初期設定では)どうやらダブルタップが必要なようです。
マウスだとシングルクリックで良いので、なんでアプリ起動しねーんだ…!ってちょっと焦りました。


でもまぁ、自分は(マウス操作ではありますが)RP版を触ったことがあったので、画面上端からググーっと下に捨てるというアプリの終了方法や、Windowsストアアプリを2つ並べるスナップの方法などはすぐに分かりました。
ただ、従来のWindowsしか触ったことのない人は、本当に混乱すると思います。

なにが問題って、画面端のホットスポットを多用する設計のせいで、「ここを触ればいいよ」っていう視覚的なボタンがなくなったことですね。
androidにしても、基本的には常にタスクバーは出ていて、ホームボタンやアプリ一覧ボタンが見えてるわけですが(Googleのアイコンデザインは、そのボタンがなんの機能なのか、始めて見る人にわからないのが欠点だと思ってますが)、Windows8では、チャームやアプリ一覧を表示するにはどこを触ればいいのか、直感的に分からない。

視覚的にユーザーフレンドリーではないというか。
せめてスタートボタンを残すだけでも違ったんじゃないかと思います。
ちょっと革新を急ぎすぎたかな、と。
なんにしても、初回起動時に簡単なチュートリアルは必要なUIデザインだと感じました。

ただまぁ、一通りの操作が出来るようになれば、あとは従来通りデスクトップも使えますし、慣れればそんなに使いにくいと言うこともないのかな、と。
使いやすさってのは、結局は慣れによるところが80パーセント(テキトー)だと思うので。

なお、今回触ったVAIO Duo 11は11.6インチFullHD解像度なので、デスクトップ画面とか少し文字が小さい印象も受けましたが、タッチ領域が狭いにも関わらず以外にもミスタッチはしませんでしたし、意外と使えるかも、と言った印象。
ただ、俺としたことが、ソフトウェアキーボードでの文字入力を試してみるのを忘れました。
VAIO Duoはキーボード搭載なので、ソフトウェアキーボードを使う機会は少ないかもしれませんが、完全なタブレット端末なら、ソフトウェアキーボードは重要な要素ですからね。
また機会があれば触りに行こうかと思います。


それとお店に行って思ったのは、せっかくWindows8に合わせて新機種出してるのに、タッチ対応のPCが少ないこと。
上の方でもチラッと触れましたが、タッチパネルを搭載しないのなら、Windows7PCをアップグレードしたほうが安く付くでしょう。
わざわざ最新機種を買う価値がない。

国内メーカーの秋冬モデルを眺めてると、ほとんどが従来どおりのPCで、一部いわゆるハイブリッドPC、つまりVAIO Duoみたいに「クラムシェルスタイルとスレートスタイルを素早く変更できる」コンバーチブル型であったり、Surfaceのようにキーボードと液晶部分が完全に外れるセパレート型であったりをラインナップしていますが…
各社の自信作がそろい踏み:Windows 8世代のハイブリッド型モバイルPCはどう選ぶ?
Windows 8 ハイブリッド タブレットPCの比較


なにかもっと、革新的なタッチパネル搭載PCがぐんと普及するのかな、と期待していただけに若干テンション下がります。
まぁ考えてみれば、タブレットでもない完全なノートPC・デスクトップPCで、わざわざマウスから手を離して、画面まで手を伸ばして操作するのかというと、手がダルいだけなので、タッチパネルなんていらないのかもしれませんが。。

開発責任者に聞くWindows 8の世界――「2年後、タッチできないPCは欠陥品に思われる」
「2年後、タッチできないPCは欠陥品に思われる」というシノフスキー氏の話が現実になるのを、個人的には少し楽しみにしています。

とりあえず、デスクトップPC用に、マルチタッチ対応の液晶ディスプレイをもっと出してください。
ちなみにDELLが新たに発売するモニタ。
DELL、タッチ対応23インチ液晶ディスプレイを発表

23インチ、解像度(ピクセル数)は1920*1080で、価格は6万円だそうです。
たけー。



おまけ2。

【Ultrabookの価格について】
どうも最近、私が触ってきたVAIO Duo 11然り、国内メーカーのノートPCの価格が吊り上げられてる印象を受ける。

Windows8の発売もあって、VAIO Duoのようなコンバーチブルタイプの(≒メーカとしてはハイエンド寄りの位置づけな)ノートPCに注目が行くせいで、全体の価格が高く感じている部分もあるのかもしれませんが…

それにしても、NECのLaVieZ以降、どうも「Ultrabookは薄くて軽いです、でも高いです」な空気があるように思う。
期待の超軽量Ultrabook「LaVie Z」、再びチラ見せ──「VAIO Z」と並べてみた
な、何だこの軽さはっ! 13.3型で875グラムの“超”軽量Ultrabook──「LaVie Z」徹底チェック
LaVie Zが「800グラム台」を実現できた本当の理由


今年の夏に発売されたNECのLaVieZは「世界最軽量のUltrabook」を謳っており、13.3インチで、なんと重量激軽な875グラムという、ちょっとした革命を起こしました。
ただ、価格は13~16万円と、Ultrabookとしてはそれなりにお高め。
情報が出た時には確かに私もちょっと興奮しましたが、やっぱりPCの使用用途の8割がエンタテイメント用途な自分には、ちょっと手が出せない価格でもあります。
あえていうなら、今までMacBookAirを使ってたような、日常的に外での作業出張・取材等があるビジネスマン向けの端末でした。

ちなみに、Ultrabookを語るに当たって、MacBookAirの存在も避けて通ることは出来ません。
現在発売されているUltrabookも、明らかにMacBookAirをパクッた参考にしたデザインの端末が多々ありますし、なによりUltrabook(というブランド名では呼べませんが)の先駆けとなった端末です。
iPadとちがってキーボードも搭載しているのでガチで使える、それなのに軽くて薄いMacBookAirが出た時は、業界に衝撃が走ったようで、iPadからMacBook Airに乗り換えた人も少なくなかったそうです。


でも、ちょっと待って欲しい。
そもそも、Ultrabookが出た時には、「Core iシリーズ搭載でパワフル」「バッテリーも長持ち」「21mm以下の薄さ」といった定義に加えて、「価格は1000ドル(約8万円)以下が望ましい」とされていたはずなんです。
速い薄い軽い長持ち!ノートPCの新たなスタンダード ウルトラブック(Ultrabook)の選び方
>>ウルトラブックのコンセプトは、「高性能で薄いノートPCを手頃な値段で実現する」というものである

実際、一番最初のUltrabookとなったASUSのZENBOOK UX21は、7万円台で販売されていたようです。

それが見ろ、秋冬モデルの特集。
ついに登場、Windows 8 2012年PC秋冬モデル
2012年 PC秋冬モデルリンク集
2012年秋冬モデル(秋モデル、冬モデル)パソコン

「12万円」「14万円」ばっかりやないかー。
14万とか、7万の倍やぞ!倍!

国内メーカーが、薄さ・軽さという「付加価値()」に目をつけた時点で、こうなることは分かってのかもしれませんが。
もういい加減付加価値で高いモンが売れる時代は終わりつつあるということに気付いてくれ。
まぁ気付いていてなお、やはり高いものを出さないと生きていけないのかもしれませんが。
がんばれシャープ。

そういえば、ここまでコンバーチブルやセパレートタイプのハイブリッドPCは複数出てきましたが、純粋なWindows8搭載タブレット端末は出てきてないですよね。
これに関しても、以下のような分析がされているようです。

Windows 8搭載PCは7の在庫処分とタブレット新製品発売で不調 BCN調べ
発売時において国内メーカー各社は、キーボードがつかない純粋なWindows 8タブレットをリリースしておらず、キーボードから外せる、またはLet'snote AX、VAIO Duo 11のようにディスプレイ部が変形するといったギミックのノートをリリースしている。
キーボードやギミックがつくと必然的に純粋なタブレットより高くなり、各社はWindows 8のリリースにあわせて平均単価をやや押し戻そうとする動きがみられる。

結局のところハイエンドモデルってのは、付加価値で価格を吊り上げて一部のお金持ちに買ってもらって、メーカーが食いつなぐためのものってことなんでしょうね。
そう考えると、やっぱり普通のロー~ミドルエンドノートPCにタッチパネル(という付加価値)を求めるのは矛盾してるわ俺。。

【その他Ultrabook関連リンク】
2012年のPC業界を占う - Ivy BridgeはモバイルPCを変革する
Ivy BridgeでWindowsとMacのノートはどう変わるか? - モバイルPCの使い方を変えるHaswell


“変形”Ultrabookに札幌ユーザーが驚く──インテルUltrabook体験イベント
先日札幌で行われたUltrabook体験イベントで、「Ultrabookは従来モデルと比べて2万円ほど高くなるが、その分、薄くて軽くて性能が高い」という説明を行ったIntel。
Ultrabook発売当初は「価格を抑えて購入しやすい」ことも訴求していたが、今後はUltrabookは最新技術をいち早く搭載する付加価値の高いPCとして展開し、価格に関してUltrabookの“性格”が変化したとしている。

「今後、PCの収益源はアプリやプラットフォームへシフト」――BCN、PCの販売動向を予測
PCの価格全般に関する分析。
現状、A4スタンダードノートとUltrabookの間には、平均価格2万円の差がります。
また、Windows8搭載PCの初速が鈍いことについて、Windows7搭載モデルの在庫処分や、Nexus7・iPad miniの発売と時期がかぶったことが原因と分析し、型落ちWindows7モデルと最新Windows8モデル間の価格差についても言及。
さらに、Windows8におけるWindowsStoreの普及で、今後のPC販売のビジネスモデルは、PC本体やOSではなく、OS上のアプリや、アプリ配信のプラットフォーム(WindowsStoreやGooglePlayStore、AppStore/iTunesなど)で利益を出す「PCのスマホ化」が進むと予測しています。

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Emmett

Author:Emmett
【生態】
えめっと。
近畿圏に生息、ついにティーンエイジャーを卒業してしまった男。

【趣味嗜好】
オタク、Keyファン。
主にergクラスタだが、AngelBeats!以来アニメも見る。

そろそろ新しいPC組みたいなー、と思っている今日この頃。

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