初自作に挑戦しました(パーツ選考編) |
えー… ずいぶん暑くなってきましたねー(大阪。) 今、私の部屋は28℃あります。 西向きの部屋なもんで、西日が入って昼過ぎから夜にかけて超暑くなります。 寝付きにくいったらありゃしません。 こんなんじゃPCが熱暴走しちまうぜ…!!(ないから) (ちなみに、CPUID HardwareMonitorでみると、マザボ:41℃ CPU:37℃ HDD:35℃です) というわけで。(どんな話題転換や) かれこれ一月半ほど前になりますが… 筆者Emmett、このたび初の自作PCに挑戦しました。 本当は、前のPC(WindowsXP)であと1、2年は戦うつもりだったのですが、このところ親のPCの調子が悪く。 親「WindowsXP使い慣れてるから、あんたのPC譲ってくれへん? 2,3万円で買い取ったるから、新しいPC買う足しにしぃ」 俺「うひょー!マジで!? じゃあ思い切って、これを機に初自作に挑戦しちゃおっかな?」 というわけで。 『Rewrite』も発売されることですし、また、ちょうどそのころ、リコールされてたSandyBridge用マザーボードも再出荷が始まっていました。 加えて未曾有の大地震で東北のIC工場がストップしちゃってたので、のんきにしてたらパーツ値上がりするかも、という危機感もあり、速攻でパーツ選びに入りました。 【パーツ選考】 PCを組むには、これだけのパーツが必要になります。 ①CPU→PCの頭脳。1月にIntelの最新CPU「SandyBridge」が発売されました。 ②マザーボード→基盤。これにCPUやHDDといったパーツをつないでいく。 ③メモリ→起動中のOSやソフトウェアを置いておく場所。電源を切るとデータは消える。 ④HDD→OSやソフトウェアをインストールしたり、データを保存したりする場所。 ⑤DVDドライブ→OSやソフトウェアのインストールに必須。最近はBlu-rayドライブが流行り。 ⑥電源ユニット→コンセントから電源をひっぱてきて、それぞれのパーツに電気を分配する機械。 これに加えて、 ⑦GPU、グラフィックボード→ゲーム等の3D処理を行う。3Dゲームをやらないのなら、CPU内臓GPUで十分。 ⑧サウンドカード→音声の処理を行う。サラウンドや音質を求めないのなら不要。 ⑨OS→今の主流はWindows7 ⑩PCケース→パーツを入れる箱。 あとはモニターとかマウス・キーボード。 これらをひとつずつ選んでいきます。 ですが、あいにく私の周りに自作経験者はおらず、完全に独学。 ネットで勉強しながら手探りで進みました。。 【参考URL】 ●パーツの選び方(BTOの説明サイトだが、自作の参考にもなる) ●PCパーツの種類(若干古い規格の話も混ざってるがわかりやすい) ●自作PC大図鑑(自作・BTOの総合サイト) ●パーツ増設の方法(古い規格の話がほとんどだが、HDD増設の参考に) ●自作よりBTOの方が安上がりでお得じゃね?という話 ほかにも、最新情報はASCII.jpやITmediaなど、オンラインマガジンが参考になる。 また、パーツ選考に当たって、価格や売り上げランキング、レビューなんかも重要。 ●価格.com(各ECショップの価格比較サイト。ユーザーがコアで、レビュー・口コミが充実) ●coneco.net(価格.comの家電特化版みたいなサイト) ①CPU(Central Processing Unit) 「Intelの最新CPU、SandyBridgeのCPU内蔵GPUがすごいらしい。なんでも、グラボ(=別付けGPU)無しでモンハンとか動くらしいぞ。」 「ハイエンド向けのCorei7は高いから、Corei5にしよう。」 今回は、中でも内臓GPUの性能が高いCorei5-2500Kにしました。 マザーボードは、CPUに合ったソケット(今回はLGA1155)のものを選びます。 ②マザーボード(M/B) 「SandyBridgeに対応しているのは、P67かH67チップセットか。」 「P67はグラボ必須・オーバークロックに対応、H67はCPU内臓GPU使用可・オーバークロック不可。」 今回はグラボなしで予算削減したいので、H67チップセットのマザボの中から、TVにも出力できるHDMI付きのものを選択。 ついでに、私は古いキーボードを流用するので、PS/2スロットがあることを確認。 ちなみに、初心者にお勧めなのはGIGABYTE、ASUS、MSIあたりらしいです。 ③メモリ(Random Access Memory、RAM) 「メモリは一番相性問題の発生しやすいパーツみたい。」 「相性問題でPCが起動しなかったとき、原因を特定できる自信がない。」 「レビューを見て、自分の選んだマザーボードで動作報告があるのにしときゃいいだろ。」 とりあえず、最新規格のDDR3、デスクトップ用のDIMMタイプを選んどけばいいんでしょうかね? SODIMMってのはノート用の小さいやつなんで、そこは要注意。 今回は、4GB×2枚セットを購入、計8GBです。 ちなみに、OSが32bit版の場合、メモリは4GBまでしか使えませんので注意が必要です。 私の場合、Windows7 64bit版を使うので8GBにしました。 ④HDD 「最近徐々に普及してきた、SSDとかいうのを載せてやろう。」 「でも高いからHDDと併用して、システム用にSSD、データ用にHDDを使う方向で。」 SSDとは、SDカードやUSBメモリに使われるFlashメモリを、HDDの代わりに使おう、という規格です。 読み込みが高速な代わりに、書き込み回数に上限があり、またHDDに比べ高価です。 1万円で容量64GBのものを選択。 HDDは、一番容量単価が安いのは2TBモデルですが、そんなに使わないので1TBモデルを選択。 ちなみに、HDDメーカーはWesternDigital・日立・SeaGate・Samsung等がありますが、つい先日、日立がWesternDigitalに、SamsungがSeaGateに買収されました。 一般に、日立=やかましい、SeaGate=すぐ壊れる、Samsung=韓国メーカーは信用ならん、というイメージがあるようで、無難なWesternDigital製を選択w ⑤DVDドライブ 「どうせならBlu-rayドライブでしょう。」 ということで、売れ筋ランキング一位のBlu-rayドライブを購入。 もちろん、CD/DVDも読み込めます。 ⑥電源ユニット(Power Supply Unit、PSU) 「ネットを見てると、電源ユニットは良いものを使え、とのこと。性能によって80+Bronzeとか、80+Goldとかあるらしい。」 「容量は300Wから600Wくらいのもので。」 ちなみに、下に書きますが、私は掲示板みたいなところでオススメを教えてもらいました。。 ⑦グラフィックボード(ビデオカード、GPU) 「今回はCPU内蔵GPUを使うから不要。スペック不足を感じたら追加する方向で。」 FF14とか、最新の3Dゲームをやるなら平気で5万円とか10万円とか食うパーツ。 これを省けば、結構予算が浮くので、SSDとかほかの部分にお金を使えます。 ⑧サウンドカード 「いらんわぼけ」 ⑨OS 「素直にWindows7で。自作ユーザー向けの安価なDSP版を購入しよう。」 「64bit版と32bit版があるけど、64bit版の方が若干処理が速いらしい。32bit版だとメモリも4GBまでしか使えないぞ。」 互換性重視なら迷わず32bit版なのですが、今回はちょっと冒険してみたかったので64bit版を選択しました。 ⑩PCケース 「ゲームしまくる人は廃熱性の高いものが必要だけど、自分の場合は違うから、見た目にもこだわって。」 「あと、フロントにUSBとイヤホン端子は欲しい。」 廃熱重視のタイプ=ゲーミングケーズは、総じてうるさいみたいです。 私の場合、そんなにハードな使い方をするわけでもないので、ある程度静かなものが良いですね。 ちなみに、ケースには正圧と負圧ってのがあって、より効率の良い廃熱をするにはファンの位置や数にも要注目。 あと、グラフィックボードやマザボ、電源ユニットによっては小さなケースに入らなかったりするので、サイズに注意。 私はmicroATXのマザーボード、ATX電源で、ミドルタワーのケースを選択。 さて、以上でパーツ選考はおわり。 でも、実際に買ってきて組んでみたら、動かなかったとか、そもそもケーブルのコネクタ形状が合わなくてくみ上げられなかった、なんてことになったら泣きそうですよね。。 そこで、今回は価格.comの「ピックアップリスト」を利用しました。 これを使えば、自作PCの先輩方に「ここはアカン」とか「こっちのがオススメ」といったアドバイスが受けられます。 身近に自作経験者がいれば安心なのですが、あいにく私の周りにはおらず、ここで得られるアドバイスが頼みの綱でした。 ちなみに、私の作成したリストはコチラ。 マザーボードや電源ユニットは、ここでのアドバイスを元に選びました。 【購入】 大阪日本橋の電気街に見に行ってもよかったのですが、あいにくどのお店が良いのかよく分かりませんし、ぶっちゃけネット通販の方が安く上がると思ったので、完全にネット通販だけで仕入れました。 お店で買うと、店員さんと相談できたり、また初期不良の交換やサポートの面で有利らしいですね。 また、一つのお店で買えば、相性問題があったときに対応しやすいですし、金額にこだわらないのなら、店頭・ネット通販問わず一つのお店で買うのが良いらしいです。 でも、私はそんなこと気にせず、すべてのパーツをそれぞれ最安値のお店で購入w サポートとか、ぶっちゃけ初期不良以外で使わんでしょう。 -+-+-+-+-+初自作 パーツ一覧+-+-+-+-+- ①CPU:(Intel) Corei5-2500K BOX ②M/B:(GIGABYTE) GA-H67MA-D2H-B3 rev.1.0 ③RAM:(CFD) W3U1333Q-4G [DDR3 PC3-10600 4GB 2枚組] ④SSD:(crucial) RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1 ④HDD:(WESTERN DIGITAL) WD10EALX [1TB SATA600 7200rpm] ⑤DVD:(Pioneer) BDR-206BK/WS バルク ⑥PSU:(HEC) WIN+ Power 2 600W HEC-600TB-2WX ⑦GPU:(CPU内蔵) Intel HD Graphics 3000 ⑧S/C:(---)--None-- ⑨OS :(Microsoft)Windows7 HomePremium 64bit DSP ⑩Case:(CoolerMaster) Centurion5 Ⅱ RC-502-SKN1 キーボード:流用。 マウス:流用。TM-250 モニタ:流用。 カードリーダ:SKY-TFU -+-+-+-+ ¥95,408(送料込み) +-+-+-+- 10万円以内でこのスペックなら、結構お買い得じゃないでしょうか。 やはり、グラボ削れたのが大きかったですね。 BTOだと、基本グラボ付きだからこの価格でSSDは厳しいと思います。 BTOといえば。 普通、自作に挑戦する人は一回BTOでPCを購入して、グラボ増設やHDD増設なんかを学んでから自作に挑戦するみたいなんですよ。 ただ、私の場合以前のHITACHI製XPデスクトップでグラボ増設しましたし、HDD増やそうと思って勉強もしました(結局IDEのHDDが高すぎてやめたけど)。 そのときHDDやDVDドライブをマザーボードからバラしたり、掃除ついでにCPUファンとクーラーを外してみたりと、割と経験は積んでます。 それでも、やっぱり自作とか無理だろーっていう不安はあったんですね。 だから、最初はBTOの見積もりもしてみた。 でも、どうしても真っ黒でアクセントのないケースが気に入らない… 10万円の買い物、決して安くはありませんし、後悔したくないじゃないですか。 で、結局自作に踏み切ったわけです。 私がBTOを選ばなかった一番の理由は、ケースがダサいからだったんですよね。。 と、最後にちょっと脱線しましたが、長くなってきたので今日はここまでです。 組み立て編、公開しました。
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Author:Emmett
【生態】
えめっと。
近畿圏に生息、ついにティーンエイジャーを卒業してしまった男。
【趣味嗜好】
オタク、Keyファン。
主にergクラスタだが、AngelBeats!以来アニメも見る。
そろそろ新しいPC組みたいなー、と思っている今日この頃。
詳しくはココ
【連絡先】
適当な記事にコメントしていただくか、TwitterのDMあたりでどうぞ。