スマホ、無料配信、クラウドファンディング。エロゲの販売方法が多様化してる話 |
エロゲの販売方法って。 予約して買ったらいっぱい特典がついてて、デカいパッケージに入ってるDVDからPCにインストールして、プレイ時間はおよそ20~30時間、一度発売されると1年半くらいは次回作が出ません、ってのが普通でした。 もちろん今も、それが主流ではあります。 でも、ここ数年、DL販売、クラウドファンディング、海外展開などをおこなうエロゲが増えています。 旧態依然とした販売方法からの脱却が徐々に始まっているように思います。 エロゲ市場規模の縮小おそらく背景には、エロゲ業界の市場規模縮小ってのがあるのでしょう。 以下は、矢野経済研究所が毎年発表している、オタク市場に関する調査結果です。 (2016年末に発表された、2015年度の調査結果)
こちらは、エロゲの自主規制並びにレーティングをおこなうソフ倫のインタビュー。 2016年の18禁シール発行枚数を元に、以下のように述べています。
一時期に比べると縮小幅は緩やかとなっているものの、依然として減少傾向にはありそうです。 アニメ・マンガ・ラノベ・ソシャゲ等々、エロゲのライバルとなりうる二次元コンテンツは数多く存在します。 アニメなんかものすごい勢いがあって、去年公開の『君の名は。』は、千と千尋、タイタニック、アナ雪に次ぐ、歴代4位の興収をたたき出してる。 ただまぁ、アニメ業界はアニメ業界で、問題を抱えているようで。 アニメータの収入が十分でないなど、少なくとも今の体制では長く持たないとして、著名人が警鐘を鳴らしています。 ◆『エヴァンゲリオン』の監督、日本アニメの寿命はあと5年か ◆「10年もたない」現役アニメ監督が語る、過酷な製作現場の内情と解決策 それにオタクって、一つだけでなく複数の趣味を持っている場合も多いはず。エロゲと車が好きな人がいるから痛車があるわけで。
数多くある趣味の中から、エロゲに消費を向けてもらうってのは、なかなか大変なことだと思います。 でも、エロゲメーカーも指をくわえて見てるわけじゃなくて、市場規模縮小への対抗策を練っているはず。 その対策のひとつとして、販売方法の多様化がなされているのではないかと思います。 おそらくこの流れは今後も続くと考え、記録の意味でも、このあたりで一度振り返っておこうというのが、本記事の趣旨です。 エロゲのダウンロード販売パッケージ以外のエロゲ販売方法として、まず最初に思い浮かぶのはDL販売でしょう。 スポンサーサイト
|
Author:Emmett
【生態】
えめっと。
近畿圏に生息、ついにティーンエイジャーを卒業してしまった男。
【趣味嗜好】
オタク、Keyファン。
主にergクラスタだが、AngelBeats!以来アニメも見る。
そろそろ新しいPC組みたいなー、と思っている今日この頃。
詳しくはココ
【連絡先】
適当な記事にコメントしていただくか、TwitterのDMあたりでどうぞ。